2021年2月 城ヶ崎寛
悩んでいませんか?
皆さんは本業を持ちながら中小企業診断士らしい仕事をして社会貢献したいと考えていませんか?また、せっかく苦労して取得した中小企業診断士の資格を維持するために実務従事ポイントを獲得するのに苦労されていませんか?その解決策となるのが補助金申請支援です。中小企業が設備投資をする資金を政府が支援する制度ですので、中小企業から人気もありますし、支援する人が求められています。しかし、勤務しながら、しかも中小企業の経営支援の実務経験がない自分でも大丈夫なのか?そう思われている方も多いのではないでしょうか?。
ものづくり補助金は優良企業しかもらえない
「ものづくり補助金」の存在を知った企業が、補助金がもらえたら、この事業に取り組もうという、補助金ありきの事業計画を立案するための支援を依頼されるケースがあります。残念ながらこうした企業では、補助金申請に真剣に向き合うことができず、不採択に至るケースが多くあります。
モノづくり補助金 通称「もの補助」では、本年は、時給が地域別最低賃金を+30円以上上回り、給与支給総額が毎年1.5%以上の上昇を従業に確約しなければ申請できません。従業員30名で、給与支給総額が1億円の企業では、毎年150万円以上の給与支給総額を上昇させる必要があります。毎年付加価値額も平均3%増加が求められます。
また、本年1兆円以上の国家予算がつき、事業再編に取り組む企業を対象に、中小企業の場合は最大6000万円まで補助金の出る事業再構築補助金が注目を集めています。こちらも毎年付加価値額も平均3%増加が求められます。
コロナ対策の給付金とはずいぶん考え方が違い、事業計画の優秀さと、投資対効果の大きさが重要となります。
企業に喜ばれる
補助金の獲得は、設備投資を支援してほしい中小企業からは非常に喜ばれます。採択を支援できると中小企業診断士としての仕事としてやりがいがあります。
企業内診断士でも取り組める
こうした意欲的な企業の支援に取り組む元気のよい中小企業の事業計画策定を支援し、中小企業に貢献して、実務従事ポイントをゲットできるのが「補助金太郎」です。Bizren会員であれば、参加資格があります。補助金初心者でも、ベテランのプロジェクトマネージャーのガイドの下、最終検査を受け持つチェックマンの厳しい指摘により、補助金申請まずは、補助金初級コースを受講して模擬代筆に取り組んでみましょう。きっと企業内診断士でも本格的な中小企業支援の一端をになう体験を得られるはずです。
ー
執筆者プロフィール:
城ヶ崎 寛(じょうがさき ひろし) 2008年診断士登録
外資系コンピュータメーカーを出発点に、約30年間IT業界での業務に従事。主として、営業及び研究開発・システムインテグレーションに従事。2016年独立開業 2019年 株式会社ワールド・ビジネス・アソシエイツ 理事 として、外務省ロシア、JICAインド、JICA南アフリカの案件に従事。
趣味は、水泳と週に1回の焼酎